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第736話 『復活宣言』
2009-03-20 Fri 22:47
そろそろ復活しようかと思う。

リハビリを兼ねて、
別でやってた過去記事を転載していこうかと思います。

心配してた人、ごめんなさい。
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第576話 『スカトロイド』
2006-09-29 Fri 16:47
小学校低学年の頃の話です。

こう見えて小さい頃の僕は物凄い怖がりっ子でしてね。夜寝る時に電気を消されると、怖くて頭までずっぽり布団に潜り込み、朝まで布団から出られない。そんな子でした。そんな当時の僕が怖かったものベスト3をあげると、

第1位:雪男
第2位:宇宙人
第3位:幽霊

2位3位は子供としてはかなりオーソドックスですが、1位になぜか雪男が堂々のランクイン。この3つがとにかく怖かった。こいつらは木曜スペシャルとかでよくとりあげられてたんですよ。宇宙人とか幽霊とかやってると観ずにはいられない。で、案の定怖くて暗いところに行けなくなるんです。

当時、僕の家のトイレは和式の汲み取り式。いわゆる「ぼっとん便所」でして、便器のフタを外すと先の見えない真っ暗な大きな深い穴が待ち構えているんです。これが怖い。すこぶる怖い。穴の暗闇の先に何かいるんじゃないか、そこから何かが出てくるんじゃないか、という恐怖に襲われるんです。かといって、溢れんばかりにタンクになみなみと溜まった満タンのウンコが便所穴からハッキリ見えたら、それはそれで恐ろしい。というかむしろそっちのほうがイヤだ。
さらにトイレの照明ってだいたい暗いじゃないですか。変にオレンジがかった色で。それがまたさらに恐怖感を煽るんですよ。かといって、TOTOやらinaxのショールームなみに煌々とした照明で、穴の奥まで照らされて、底に溜まったウンコが輝かんばかりにハッキリ見えたら、それはそれで恐ろしい。というかむしろそっちのほうがイヤだ。

で、その日の木曜スペシャルでは例によって心霊特集みたいなのをやっていたんです。怨霊とかなんとかって。そんな夜に限って猛烈にウンコしたくなりやがったんです。おしっこなら窓からしてしまうこともできるし、風呂場でしてしまうことも普通に可能ですが、さすがにウンコではそれも不可能です。仕方ないので勇気を振り絞ってトイレに入りましたが、やっぱり怖くて便器のフタを開けることができませんでした。

 「フタ開けたら穴からお化けの手とかが出てきたらどうしよう。」と。

穴は怖い。でもウンコはしたい。というかもう既に出かかってます。もはや一刻の猶予もありません。仕方がないので弟を連れてトイレのフタを開けに行くことにしたんです。当然何でもなくフタは開くし、ましてやお化けの手なんてなかったわけですが、一度取りついた恐怖はそう簡単に払拭されるはずもなく、今度は、

 「ウンコしてる最中に下から妖怪の手が出てきたらどうしよう。」

という恐怖がむくむくと湧いてきたのです。
今にして思えば、上からはウンコがボトボトと降ってくるわ、下は腰までウンコに浸かるわといった所にワザワザ潜むようなスカトロ妖怪なんて聞いたこともないですし、仮にスカトロ妖怪が下から手を伸ばしてきたとしても、僕の一番絞りウンコ爆弾で撃墜してやるところですが、子供の小さく柔らかいウンチではそれもかないません。
そこで、ウンコしてる僕の後ろに弟を立たせて穴から手が出てこないかを見張らせながら、ウンコをする事を決断したのです。で、便器にマウントポジションをとり、ウンコをひねり出し始めたわけですが、ついには本当に弟が後ろで見張ってるかがまた不安になり、

「ちゃんと居るかー?」

「居るー」

「ちゃんと見てるかー?」

「見てるー」

こうして僕は弟に見せつけるようにして無事ウンコを済ませたのでした。
弟にしてみればとんだスカトロプレイ。弟の目には僕こそがスカトロ妖怪に見えたに違いない。
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第575話 『バゴーン弁当』
2006-09-20 Wed 14:03
中学生の頃のお話です。

クラスにいじめられっ子がいたんですよ。彼には兄貴がいましてね、その兄貴がケンジという名前だったんですね。そこから、

「ケンジ」→「ジンケ」→「ズンケ」

というプロセスで兄貴にあだ名がつけられてたらしいんです。これが初代ズンケ。で、その初代もいじめられっ子だったらしく、弟の名前はケンジでも何でもないのに「ズンケ」の名前を襲名した次第。しかもあだ名だけでなく、いじめられっこ階級という負の遺産も相続。本名何だったっけなぁ。

そのズンケんちは結構な貧乏でしてね。家はボロいかったですし、制服とか体育着とかはみんな初代ズンケのお下がりらしく、いっつも寸足らず。いわゆるツンツルテンな様子なんですよ。で、身長は結構あるんですが、貧乏なせいなのかガリガリでしてね。折れたのか折られたのか前歯もなかったりして。んで、風呂も毎日は入っていないようで、クラスで時々異臭騒ぎを起こしたりしてたんです。まぁそんな様子ですから、自分達と違う人間に敏感な中学生達が放っておくはずがなく、いじめられっ子に認定されてしまっていました。
ズンケの血統と本人の資質とを兼ね備えた、まさにいじめられっ子界のサラブレッド。最強のいじめられっ子。

で、中学生っていうと、当時は土曜日は半ドンでして、午前中で授業終わるんです。4時間目とかで終わりなの。でも、午後から課外活動とかある日は弁当持ってくるんですね。給食ないから。そーゆー日ってあったよね。

そんなある土曜に事件は起きました。
仲のいい同士で机くっつけたりしてみんなそれぞれ弁当を食べてた時です。誰ともなく、ズンケの弁当の中身をチェックしようぜ、という話になったんです。で、近づいてみると、ズンケは一人だけ弁当食ってないんですよ。

「うは!!お前んち貧乏だから弁当ねーの!?」

「持ってきたけど腹痛いから喰わないんだ・・・。」

彼は選択を誤りました。
ここで「そうだよ。」と言っておけば、
「あいつんち、貧乏だから弁当持って来れねーんだぜ!」
と、一通り盛り上がるくらいで済んだものを・・・。

「んじゃぁ弁当見せてみろよ!!」

で、嫌がるズンケからむしりとった弁当袋。どんだけショボイ弁当が出てくるか期待に目を輝かせるいじめっ子達。しかし中から出てきたのは想像を絶する物でした。

 焼きそばバゴーン

しかも2個。知ってますよね?焼きそばバゴーンって。ワカメスープがついている、大変気の利く四角いカップ焼きそば。フタが黒いヤツ。
あ。なんか猛烈にバゴーン食べたくなってきた。

「お前の弁当、カップ焼きそばかよー!」

いじめっ子と一緒になってバゴンバゴーンとバカにしましたが、本当は羨ましかった。むしろ弁当交換して欲しかった。ホラ、中学生とか高校生の時って、ジャンクフードとかインスタント食品とか大好きな年頃でしょ。でもうちの親はそういうの食わせない方だったから、熱々のお湯さえ手に入るなら僕もカップラーメン持ってきたいくらいだった。

他の人もそんな羨ましさのためか、場内は異様なくらいヒートアップ。「お前お湯どーすんだよ!?」とかはやしたてながらバゴーンを取り上げたんです。

「!!??」

なんかとりあげたバゴーンがズッシリと重いんです。バゴーンのくせにありえない重量感。明らかに麺ではない何かが入っていると思われる、超弩級の重量感。それによくよく見てみるとカップを包んでいるはずのビニール包装がなされていないんです。

ドキドキしながらとりあげたバゴーンを開けると、中には弁当が詰まっていました。しかもかなり豪華。何しろ一方のバゴーンには、バゴーンいっぱいの白いご飯が、そしてセカンドバゴーンにはいろんなおかずがなみなみと詰め込まれていたのです。まるで高級料亭の重箱に入った仕出し弁当みたいなんです。歌で言うなら「ボロは~着てて~も~心は~錦~♪」って、そんな感じの仕上がりなんです。きっとお母さんが食べ終わったバゴーンを洗って、弁当箱に仕立て上げたんでしょう。でもこれじゃみんなの前で弁当開きなんてできるはずない。それくらいわかるだろうに。というか、嫌がらせとしか思えない。

そのあまりに意外で強烈なインパクトに、さっきまであんなにはしゃいでいたみんなが一気にシーンとなりました。裏ビデオ注文して、届いた小包をドキドキしながら開けたら中身がアニメ「機関車トーマス全10巻」だった、みたいな。目が点っていうんですか。そんなリアクション。状況理解不能、みたいな。

その後は、「凄い弁当持ってきたヤツがいる!」って話がすさまじい勢いで学年中に伝わりましてね、クラスのみんなどころか他のクラスの生徒までがバゴーン見物に来る始末。バゴーンは教壇の上に祭り上げられ、教室はさながら見世物小屋。まさにバゴーン祭り。

この日からズンケ君のセカンドネームは「バゴーン」となったのでした。そしてその後、ズンケ君は卒業するまでついに一度も弁当を持ってきませんでした。
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第571話 『ナメクジの研究』
2006-08-27 Sun 14:05
夏も終わりですね。
夏休みもとっくに終わり、街中に制服の女子高生が戻ってきました。残り1ヶ月ほどの夏服の季節を堪能したいと思います。

ところで夏休みといえば自由研究ですよね。僕は県の自由研究のコンクールで銀賞を頂いたことがあるんです。
何をテーマに研究したのか。

 「ナメクジの研究」

これで銀賞です。
はっきり言って小学生の自由研究なんていうものは、どうせ素晴らしい発見や発明なんて生まれるはずないんですよね。大人から見れば。大人にとってはわかりきった結論であっても、それを自力で検証して結論を導き出すプロセスと、子供ならではの独創性・発想を見られる訳なんです。
そういう意味では、

 「ナメクジを研究しよう。」

という発想、もうその時点でインパクトありすぎ。
普通のヒトはこんなの研究しようなんて想いつかないですから。もうその時点で何らかの賞は獲得したも同然だったんです。取るべくして取った銀賞だと言えるでしょう。しかし、奇抜であるが故に金賞を貰えなかったというのもまた事実。まさに諸刃の剣。ちなみに金賞のヤツは「カブトムシの研究」とかいって、カブトムシの行動や生態を夏休み丸々を使って記録した、実に子供らしい、実に爽やかな研究でした。

で、研究の内容はというと、

 「ナメクジに塩をかけると小さくなるのはなぜか?他の調味料ではダメなのか?」

これを検証する内容。結論から言うと、塩に触れると浸透圧の関係で、体内の水分が対外に出てしまうからなんですね。正直言って、この結論は知っていました。結論のわかっている研究ほど楽なものはありません。結論にそぐわない実験データは握りつぶしてしまえばいいわけですし。

序論ではナメクジの生物学的分類や生態について記述しました。
勿論コレは図鑑からの丸写し。
その中でちょっと興味深かったのは、彼らは同時的雌雄同体の生物であること。これは有性生殖の際に、どちらの固体も精子と卵子に当るもの両方をもっていて、生殖の際には精子に当るものを互いに交換し合い生殖を行うということ。人間で言えば、僕にも彼女にも、男性器と女性器の両方があって、お互いのチンチンをお互いの秘密の花園に入れる、みたいな。そんなアメリカのアダルトビデオあったな。それでお互いに妊娠・出産するみたいな感じなのですよ。人間に例えてみるとかなりすごいぞ。
また、相手が見つからない場合は自分の体内の精子と卵子で無性生殖も可能らしいのだ。これまた人間で言えばオナニーで子供ができちゃうって感じか。僕がナメクジだったら実に大変なことになってるとこだった。「山形の大家族」とかって、TVの番組にされかねない。恐ろしい・・・。


そして実験開始です。
台所にある色んな調味料をナメクジに振りかけて、何をかけたときに一番小さくなるかを検証します。
準備したのは、酢、塩、醤油、砂糖、サラダ油、小麦粉、胡椒、酒、マヨネーズ。
一つの調味料を5匹のナメクジにふりかけて、どれくらい小さくなるかを計ります。
塩>醤油>酢>胡椒>酒>砂糖=小麦粉=サラダ油
確かこんな感じだったと思います。
で、ここから結論として、

 塩または塩を多く含む物ほどナメクジが小さく縮む
 →体外の塩分と体内の体液との浸透圧が発生
  →体液が外部に流出
   →ナメクジ縮む

こんな感じの研究でした。

しかしですね、裏結果というのがありまして、何が裏かというと、それは、ナメクジが苦しそうなランキング。
酢>塩>醤油>胡椒>酒>砂糖=小麦粉=サラダ油
酢をかけたときのナメクジの暴れっぷりといったらありませんでした。まさにもがき苦しみのたうちながら死んでいく、そんな感じ。もろハダシのゲンみたいな光景でした。人間で言えば目に酢をドバドバ掛けられる、そんな感じ。想像するだけで痛い。

この銀賞に気を良くした僕は、翌年の自由研究でさらにとんでもないことをしでかすのですが、それはまた今度の話です。
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第570話 『エロ本泥棒』
2006-08-12 Sat 22:16
高校1年の頃のお話です。

僕は高校時代はレスリング部に入ってましてね。習い事やら部活やらクラブやら、まともに続いたのは生まれてこのかたないのですが、なぜかこの高校の部活だけはきっちりやってました。30人くらい入部して7人しか残らなかったくらいキツかったはずなんですが。県レベルの大会では常勝でしたし、県の強化選手とかにもなったくらい。

で、この部の練習場というのが、学校の敷地内ではあるんですが、学校や体育館とは完全に別の建物で、敷地内と言えどもほんとにはじっこにあったんです。しかもカド地に。
そんな立地条件ですから、部員、顧問、OBくらいしか立ち寄らない、近寄らない聖域。それが十何年も代々続いているのですからほとんど無法地帯と化してたわけです。保健室行くと言って部室で寝てるわ、休み時間は部室で遊んでるわ、練習終了後も部室で遅くまで遊んでるわ、エロ本は持ち込むわで治外法権と化していたのです。

また体育の授業の時、ジャージとかに着替えるわけですが、体育系の部活してるヤツラはみな部室で着替えるという習慣があったんです。僕らもその例に漏れず、部室で着替えるのが常でした。

そんな部室から先輩のエロ本が盗み出されたんです。3冊も。ヨシケン先輩のエロ本が。まぁ、犯人は僕なんですが。もはやエロレベル92くらいまでになり、竜王も余裕で倒せるくらいエロくなった今の僕にしてみれば、盗んでまで見るような内容でもないんですけどね。でらべっぴんとかそんなヤツ。でも当時の僕はまだレベル5くらい。まだやっと城の周りのスライムでの経験値稼ぎから卒業する頃だ。

もちろん大騒ぎになりましたよ。練習そっちのけで犯人探しが始まったんです。僕は率先してヨシケン先輩の捜査を手伝いました。まぁ、犯人は僕なんですが。そして卑劣にも僕は、同期の中で一番気が弱くて、また一番実力もなかった一條くんを犯人に仕立て上げたのです。というか、最初から一條くんに罪を被せる犯罪計画。犯行の日には1年では一條くん以外は体育の授業がない日を選んでいましたし、3年生はもう既に引退しています。しかも盗んだ3冊の内の一冊を一條君のロッカーに入れておくという用意周到ぶり。もちろん3冊の中で最もエロくない本、一番もったいなくない本を。これだけのトリックだ、古畑任三郎でも見抜けまい。

日中出入りしたのは着替えに来た一條くんだけという状況証拠。そしてロッカーから出てきた物証。

一條くんは罪を認めませんでしたが、状況も物証も揃いすぎでした。というか、僕が揃えたんですけど。ここまでくるともう本人が犯行を認めるとか認めないとかっていうレベルの話ではなくなっていました。もはや一條くんは犯人に決め付けられていたのです。既に話題は「誰が犯人か?」から「どうやって吐かせるか」という点に移ってしまっていました。一條くんの頬を伝うくやし涙。一條くんの弱い心がここまで追い詰められて折れないはずもなく、結局最後には自供してしまったのです。
僕が犯人なのに。

「このムッツリ野郎!」

など、あらゆる罵声が一條くんに浴びせられました。僕は「先輩、一條くんはムッツリじゃありませんよ。」と心の中で呟きながら、こう叫んだのです。

「このエロ本ドロボー!」

こうして僕は冤罪誕生の瞬間を見届けたのです。


僕は人として最後に残った良心でそっと一條くんのかばんに残りの2冊を忍ばせてあげましたが、それが出てきたという話を聞いたことはついにありませんでした。持って帰って使ったんだろうな。ムッツリは本当だったんだね。
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第569話 『T-1000』
2006-08-02 Wed 09:33
小6の冬のお話です。

前に話した通り成り行きとはいえ、興味もない卓球のスポ少に放り込まれた僕。
練習なんて真面目にするはずもなく、友達の田村くんと卓球場で遊ぶのが日曜の日課になっていました。
この田村くんも別に卓球好きなじゃないんですが、僕一人で入るのがイヤだったので無理矢理引っ張りこみました。
田村君、ごめん。

遊ぶと言っても、さすがに卓球と関係ない遊びは目立ちすぎてアレなんで、新サーブの開発とかして遊んでた。
代表作はエンゲージリングサーブ。
とゆうか、他は覚えてない。
この「エンゲージリング」という言葉、今でこそ「エンゲージ・リング」だって事は知っていますけど、
当時は「エンゲー・ジリング」だと思ってました。
もちろん婚約指輪のことだなんて知らなかった。
ちなみにこのエンゲー・ジリング・サーブという技は
構えた後、手にもったピンポン玉を上に投げ上げる際に「エンゲー!」と掛け声を掛け、ラケットと玉のインパクトの瞬間に「ジリング!」と叫ぶサーブです。掛け声以外は普通のサーブ。
このサーブはすごい流行った。二人限定で。
なんだよ、ジリングって。

ところが楽しい時期は長く続かないのが世の常。
田村君は腎臓だか心臓だかの病気で入院しちゃったのです。
もうね、こうなるとスポ少行ってもつまんないんです。
ダレも構ってくれないし。
別に卓球しに行ってるわけじゃないんだぞ。

こうして段々スポ少をサボるようになったんです。
でもあんまり行かないとさすがに親に不審に思われるので、練習行ってくると称して家を出るだけ出て、一人近所で遊んでたり、ウロウロしてたりしてた。
んで、昼頃「練習疲れたぁ」みたいな顔して家に帰るの。

そんなある冬の日曜日。
その日は吹雪で寒くて寒くて。
でもスポ少行くって出てきてますから、上下ジャージで上にアノラックみたいなのを羽織ってるだけです。アノラックって懐かしいね。
ホント寒くて遊ぶどころじゃない。
でも動いてないとますます寒いので、近所をずうっと歩いたり走ったりしてたんです。
冷静に考えればスポ少行って練習してたほうがよっぽど楽なんですが。
とにかく八甲田山ばりの死の雪中行軍。
まぁ行軍といっても一人ですが。

そんな時です。
この難局を打開する素晴らしい手をひらめいたんです。
ションベンって暖かいじゃないか。
雪が溶けるし湯気も立つじゃないか。
ションベンで暖をとればいいんじゃないか?

我ながら狂気の発想。
常人には思いつくはずのない、まさに悪魔の発想と言っても過言ではあるまい。
しかも小学生の頃の僕は、

 頭に思い浮かぶ → 即行動

という、実に本能的な、昆虫みたいな生き方をしていました。
ある意味、神がかりな行動力。

悪魔の発想力と神がかりな行動力を兼ね備えた生物。
それが僕。人間を超越した存在でしたね。
キン肉マンで言えばネプチューンマン。パーフェクト超人。

そんなネプチューンな僕ですから、もちろん即実行あるのみです。
歩きながら思いっきりションベン漏らしてみた。
ジャージの内側を伝わるションベン。

「おぉ!暖かい!」

作戦は見事に成功。
ホクホク顔で歩きつづけた。
しかし悲劇はその直後にやってきた。
幸せはあまりにもあっけなく打ち砕かれたのです。
ションベンをたっぷり含んだジャージは、あっという間に冷たくなり、その上凍り始めたのです。

凍りついたズボンをバリバリ言わせながら無理やり歩く姿はもはや「ターミネーター2」に出てた液体金属製の新型ターミネーター「T-1000」そのもの。このままだとサラ・コナーを殺しかねない。人類を滅亡させかねない。それくらいのT-1000っぷり。
T-1000は-195℃の液体窒素で凍らされてましたが、こっちはションベンで凍っているのです。
冷たさでは多少劣るものの、インパクトでは完全に僕の勝ちだ。圧勝だ。

こうして思いがけずT-1000越えを果たした僕はいつも通り昼くらいに帰宅しました。
このとき僕のちんちんは事件の中心にいたにもかかわらず、凍傷にかかるでもなく無事でした。
でも、大人になった今のちんちんを見ると、これが原因だったのかなぁと、ちょっとだけ後悔の念にかられます。
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第567話 『カツアゲ』
2006-07-31 Mon 09:25
僕は一回だけカツアゲに遭ったことがあるんですよ。
確か中学校2年の夏休みだったと思う。
その日僕は中学生特有のダサイ服装で自転車に乗り、学区外にある霞城公園方面に一人で出かけたんです。水筒とかおにぎりとか持って。

この頃の僕は、山形市内のすべての町を制覇するぞ!とか、ワケのわからない情熱に駆られていましてね。夏休みの間毎日狂ったように自転車を漕いでいたのです。まるでハムスター。檻の中でクルクル回るヤツの中を必死に走るハムスター。そんな中2の夏。今にして思えば頭おかしい。キチガイハムスター。

で、霞城公園と小学校の間にかかる歩道橋の下を通りかかったときです。
なんか、後ろから自転車でついて来るヤツがいるんです。
なんか凄い声で叫びながら。「おい!止まれ!!」とか言ってんの。自転車を漕ぎながら振り返って見ると、同年代の中学生みたいなんですが、全く見覚えのない子です。

こっちは連日自転車漕いでますからね。
彼は全然追いつけない。
なのに、もうなんか必死な顔してついてくる。叫びながら。
それこそキチガイ。
仕方ないから停まってあげたんですよ。

それなのになんかいきなりコノヤロー呼ばわりですよ。
あと、金出せとか言ってる。
で、あぁ、これはカツアゲなんだなーとこの時初めてわかったんです。
でもゼェゼェいってるから全然怖くない。

それに金出せと言われても無理。
だって財布なんて持ってないもん。
でも財布持ってないってのがなんか恥ずかしくて、
とっさに持ってるフリをしてしまったんですよ。

当時の僕はホントガリガリな体型で、普通の人とでもケンカなんかしようものなら絶対負けます。
ましてや不良の子とケンカするなんて考えられない。
でも口喧嘩なら常勝。
得意技は揚げ足取り。
前半は相手にたくさん攻めさせて反撃材料を集め、言葉尻をとらえたり、矛盾点を指摘したりする戦法で、幾多の屍を越えてきた猛者。それが僕。
多分ヒョードルにも勝てたね。

「俺は柔道部なんだぞ!」

これは本当。
当時僕は確かに柔道部でした。
でもこの柔道部がホント、ウンコみたいな部で、練習なんてまともにやってない。
柔道部員とか言ったらひるむかと思ったんだけど、向こうも対抗意識剥き出しっつーか、盛り上がっちゃってさ、

「俺はボクシング部だぞ!」

ありえない。
中学でボクシング部なんて聞いたことない。
そのあたりのありえなさをチクチク指摘してあげることから始まって追い詰めつつありました。

「それがどーした!俺なんて人殺したことあるんだぞ!」

子供って、どーしてこういうあからさまなウソをとっさに言っちゃうんでしょう?追い詰められた中学生は全く何を言い出すかわからない。容疑者・畠山鈴香だってこんな大胆なウソはつきません。
僕はやることはバカでしたが、頭は回る子でしたので、
そんなんありえないことはお見通しです。ありえない。

「俺なんて6人殺したぜ!」

と、お返ししてあげました。

彼はきっとこう思ったことでしょう。
「嘘つけ!6人も殺したら刑務所にいるはずだろ!」と。
でもそれを言ってしまったら、
「人を殺した事がある」と言った自分も刑務所にいないとおかしくなってしまいます。全否定だ。
こうして巧妙なトラップを発動させて、もはやTKO寸前。
かと思ってたらいきなり、

「じゃぁベルトをよこせ!」

あれか。お前は弁慶か。武蔵坊弁慶。五条大橋だっけ?
この辺の中学生のベルト狩りでもしてるのか。
ぐはは、そのベルトをよこせ!
お前のベルトで千本目だ!みたいな。

こうなると僕も牛若丸みたいな気分になりましてね。
八艘飛びとはいきませんが、さっと自転車に飛び乗り、
全力で自転車漕いで逃げたのでした。
最初からこうしてれば良かった。

まぁ、とにもかくにも、こうして僕は財布を守り抜いたのでした。
持ってもない財布を。
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第491話 『宇宙食』
2005-12-19 Mon 23:54
「ガチャガチャ」、「ガシャポン」、「ガチャポン」。
コイン入れてレバーを回すと、フィギュアとか怪しげなオモチャが入ったカプセルが出てくるアレのことだ。
アレ、おれが子供の頃は「ピーカップ」って呼んでたのよ。
今でこそカプセルに入ったオモチャは精巧にできてる、とっても魅力的なものですけど、
オレが「ピーカップ」のお得意様だった頃(1970年代後半~80年代前半)はね、もう怪しさ満点のオモチャばっかでさぁ。

そん中に、「宇宙食」ってのがあってね。
なんかゴマ粒みたいなのを水につけるだけで、あっという間に食べ物に変わるんだらしいのよ。
当時はちょうど国立科学博物館で宇宙博なんかがやられてて、ちょっとした宇宙ブームだったのもあってさ、
もう欲しくて欲しくて。

で、10円玉2枚(当時は20円だったのです)を握り締めて、
速攻で買いに行きました。

出てきたカプセルの中には小さな紙切れ(説明書)とゴマ粒みたいなものが十数粒。

「この粒を水につけると、あっという間にムクムクと大きくなって
宇宙食になるんだ!?」

子供心にそう思い、早速水につけてみましたが、何も起こりません。
改めて説明書を呼んでみると、以下の手順で扱うことがわかったのです。

1.脱脂綿を準備。
2.その脱脂綿を水で濡らす。
3.その上に宇宙食を置く。
4.日当たりのいい場所に置いておく。
5.1~2週間で食べられます。

1~2週間!?Σ(゚Д゚;)

子供ながら、この時点で薄々感じましたね。
騙されたのだと。orz



1週間後、出来上がった宇宙食
それはどう見てもカイワレダイコン。orz
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第352話 『すっぱさ4倍』
2005-07-20 Wed 22:39
コンビニで新商品発見!
ファンタ超レモン

「ファンタ超レモン すっぱさ4倍」

買ってみました。
飲んでみました。

一口目、「酸っぱぁぁぁぁい!」
と思ったが、二口目以降は普通な感じ。
ソリッドな酸っぱさが結構美味しかったです。
割とオススメ。
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第43話 『新人さん登場#2』
2004-01-24 Sat 14:45
今日は初参加のカズキ@高校生を途中で拾って参上しました。
タラノキでチョコチョコ飛んでたらしい。ひそかに期待。
今日の俺、360調子いい!珍しいねぇ。調子いい時に回っとけ!って感じで、今日は360メインで飛んだよ。しっかし最後はクラッシュ。しかもそれで俺のビンディング、また壊れました。(T-T)
板
ヒールピース、ぐにゃぁって。360失敗してランディングしたらぐにゃぁって。カイジみたいにぐにゃぁぁぁ~~って。
あー。

でね、期待の新人「カズキ」はイイよ!
やっぱ若いって事は、それだけでスゴイネ!本格的に飛ぶのは初なのに、一本一本どんどん上手くなっていく。こりゃ期待できる!


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今日の参加者:8名
タカシさん さとちゃん 俺 ケソタ カズキ タカクリ 梅 レナ
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| ■ 飛 ブ 。■ |
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