スキーで飛ぶ。クラッシュすれば記憶も飛ぶ。話題も飛ぶ。w
http://freeibex.blog74.fc2.com/
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告  
第569話 『T-1000』
2006-08-02 Wed 09:33
小6の冬のお話です。

前に話した通り成り行きとはいえ、興味もない卓球のスポ少に放り込まれた僕。
練習なんて真面目にするはずもなく、友達の田村くんと卓球場で遊ぶのが日曜の日課になっていました。
この田村くんも別に卓球好きなじゃないんですが、僕一人で入るのがイヤだったので無理矢理引っ張りこみました。
田村君、ごめん。

遊ぶと言っても、さすがに卓球と関係ない遊びは目立ちすぎてアレなんで、新サーブの開発とかして遊んでた。
代表作はエンゲージリングサーブ。
とゆうか、他は覚えてない。
この「エンゲージリング」という言葉、今でこそ「エンゲージ・リング」だって事は知っていますけど、
当時は「エンゲー・ジリング」だと思ってました。
もちろん婚約指輪のことだなんて知らなかった。
ちなみにこのエンゲー・ジリング・サーブという技は
構えた後、手にもったピンポン玉を上に投げ上げる際に「エンゲー!」と掛け声を掛け、ラケットと玉のインパクトの瞬間に「ジリング!」と叫ぶサーブです。掛け声以外は普通のサーブ。
このサーブはすごい流行った。二人限定で。
なんだよ、ジリングって。

ところが楽しい時期は長く続かないのが世の常。
田村君は腎臓だか心臓だかの病気で入院しちゃったのです。
もうね、こうなるとスポ少行ってもつまんないんです。
ダレも構ってくれないし。
別に卓球しに行ってるわけじゃないんだぞ。

こうして段々スポ少をサボるようになったんです。
でもあんまり行かないとさすがに親に不審に思われるので、練習行ってくると称して家を出るだけ出て、一人近所で遊んでたり、ウロウロしてたりしてた。
んで、昼頃「練習疲れたぁ」みたいな顔して家に帰るの。

そんなある冬の日曜日。
その日は吹雪で寒くて寒くて。
でもスポ少行くって出てきてますから、上下ジャージで上にアノラックみたいなのを羽織ってるだけです。アノラックって懐かしいね。
ホント寒くて遊ぶどころじゃない。
でも動いてないとますます寒いので、近所をずうっと歩いたり走ったりしてたんです。
冷静に考えればスポ少行って練習してたほうがよっぽど楽なんですが。
とにかく八甲田山ばりの死の雪中行軍。
まぁ行軍といっても一人ですが。

そんな時です。
この難局を打開する素晴らしい手をひらめいたんです。
ションベンって暖かいじゃないか。
雪が溶けるし湯気も立つじゃないか。
ションベンで暖をとればいいんじゃないか?

我ながら狂気の発想。
常人には思いつくはずのない、まさに悪魔の発想と言っても過言ではあるまい。
しかも小学生の頃の僕は、

 頭に思い浮かぶ → 即行動

という、実に本能的な、昆虫みたいな生き方をしていました。
ある意味、神がかりな行動力。

悪魔の発想力と神がかりな行動力を兼ね備えた生物。
それが僕。人間を超越した存在でしたね。
キン肉マンで言えばネプチューンマン。パーフェクト超人。

そんなネプチューンな僕ですから、もちろん即実行あるのみです。
歩きながら思いっきりションベン漏らしてみた。
ジャージの内側を伝わるションベン。

「おぉ!暖かい!」

作戦は見事に成功。
ホクホク顔で歩きつづけた。
しかし悲劇はその直後にやってきた。
幸せはあまりにもあっけなく打ち砕かれたのです。
ションベンをたっぷり含んだジャージは、あっという間に冷たくなり、その上凍り始めたのです。

凍りついたズボンをバリバリ言わせながら無理やり歩く姿はもはや「ターミネーター2」に出てた液体金属製の新型ターミネーター「T-1000」そのもの。このままだとサラ・コナーを殺しかねない。人類を滅亡させかねない。それくらいのT-1000っぷり。
T-1000は-195℃の液体窒素で凍らされてましたが、こっちはションベンで凍っているのです。
冷たさでは多少劣るものの、インパクトでは完全に僕の勝ちだ。圧勝だ。

こうして思いがけずT-1000越えを果たした僕はいつも通り昼くらいに帰宅しました。
このとき僕のちんちんは事件の中心にいたにもかかわらず、凍傷にかかるでもなく無事でした。
でも、大人になった今のちんちんを見ると、これが原因だったのかなぁと、ちょっとだけ後悔の念にかられます。
スポンサーサイト
別窓 | 少年時代 | コメント:0 | トラックバック:1 
<<第570話 『エロ本泥棒』 | ■ 飛 ブ 。■ | 第568話 『スポ少』 >>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
no.1:第569話 『T-1000』
小6の冬のお話です。前に話した通り成り行きとはいえ、興味もない卓球のスポ少に放り込まれた僕。練習なんて真面目にするはずもなく、友達の田村くんと卓球場で遊ぶのが日曜... …
2006-09-06 Wed 13:02 ■ 飛 ブ 。■
| ■ 飛 ブ 。■ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。